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課題

商品の適切な発売頻度 ハンドクリームを扱うメーカーの商品企画部に所属しています。3ヶ月前に期間限定の商品を発売したばかりなのですが、この度同じカテゴリで新商品を企画することになりました。しかしながら、商品を出す頻度が高いのでは?という声も上がっています。適切な頻度の判断基準を教えてください。 消費財メーカー


判断基準を考える前に、新しく出す商品を小売店に取り扱ってもらえるよう、商品を売り切っておく事、ユーザーを獲得している事の二つを前提としましょう。でなければどんなに適切なタイミングで売り出していても無駄になってしまいます。

これらを念頭に置き、頻度を判断する際の基準を①カテゴリー購買頻度、②商談のタイミングの2点からお伝えしたいと思います。

1、カテゴリー購買頻度
一般的なハンドクリームの場合、購買頻度はだいたい半年に一回くらいだと思います。
仮に、3ヶ月ごとに商品を出したとすると、新しいユーザーは獲得できたとしても次の商品を出す際に既存ユーザーからの購買はあまり見込めなくなってしまいます。
既存ユーザーの購買を期待できず、新しいユーザーを獲得することが全てになってしまうのは、効率的ではありません。

2、商談のタイミング
基本的に定番棚の商談は春と秋にしかないので、定番商品のタイミングに期間限定を発売しても店頭に置いてもらうこと自体が難しくなってしまいます。
ですが、相談者様の会社と小売店の関係が密接で、通常より多く商談の機会が設けられるのでしたらそれでも問題はないでしょう。

以上の2点が主な判断基準になりますが、次のような場合もあります。

ユーザーが積極的にハンドクリームを探し始める冬前に期間限定商品を発売したり、夏のように売り上げが落ちる時期に期間限定商品を発売することで引き止めることができる場合です。このようなこともあるので、通常商品は春と秋、期間限定が夏と冬に商品を発売するくらいなら問題はないこともあります。

今回の場合では、3ヶ月前に期間限定の商品を発売し今から新商品を企画するということなので、発売まで早くとも3ヶ月はかかると鑑みると、前回からの期間は6ヶ月以上空くことになると思います。このくらいなら頻度が高すぎることはないでしょう。ただし、先ほど述べたようにユーザーを獲得していない状態であれば、五月雨に商品を出すよりしっかりと改善案を練るほうが大切かもしれません。

状況を考慮し、これらのことを判断基準にされてはいかがでしょうか。