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課題

トレンドは先取りするより作るべし 家具を中心としたライフスタイル系ショップを全国に展開する企業のマーケティング部に所属しています。

この度、流行を先取りできるような、インテリア商材の商品企画を提案したいと考えており、著名なインテリアデザイナーのインタビューなども検討しているのですが、トレンドを先取りするような情報はどのように入手すればいいのでしょうか?
ライフスタイルショップ マーケティング部


ご相談ではトレンドを先取りしたいとのことですが、意外にも、トレンドは「先取りするより作るが易し」というケースが多々あります。

なぜなら、トレンドを追う・先取りする、というのは、様々な要素に左右されるからです。
例えば、ご相談いただいている家具・インテリアについて、新商品の企画から販売までにどれだけの時間が要するのでしょうか?

もし商品の企画提案から実際に店頭に並ぶまでに一年かかるとして、インテリア業界のトレンドが数ヶ月単位で変遷するのだとしたら、業界のトレンドを見ていては、御社の新商品はどうしたってトレンドの波に乗ることはできません。

しかも、FacebookやTwitter、Instagramなど、SNSが当たり前になった昨今、今回の相談のケースではありませんが、業界によっては1週間・1日・1時間と、トレンドはさらに目まぐるしく変遷し、それを追いかけるだけでも目が回るような忙しさですよね。

また、トレンドを先取りするということは、「今流行っているもの」を仕込むのではなく、「未来のトレンド」になるであろうものを仕込むということなので、結局のところどれが当たるのかは分かりません
そうすると、それなりの弾数(商品数)を持って臨まなければならず、これには、人材の確保や経済面など、色んな側面での体力が必要になってきます。

そういったことを考えると、トレンドを先取りすることに注力するよりも、自分たちが見込んだものを、いかにトレンドの波に乗せるか試行錯誤する方が現実的だ、となるケースもあるのです。
世の中のトレンドに対しては、どこかにそれを仕掛けている人(もしくは企業)の存在があるはずで、このような人たちが実際にどのような種まきをしているかを分析してみると何かヒントが見つかるかもしれません。
これは、トレンドの先取り、トレンドの波に乗せる、のいずれのケースでも有用です。

可能であれば、実際にトレンドを作っている人にインタビューするのがいいかもしれません。例えば、たくさんのフォロワーを抱えるカリスマインスタグラマーやライフスタイル系サイトの編集部の方などがそうですね。

ご相談では、著名なインテリアデザイナーの方にインタビューすることを検討されているとのことでしたが、このような有識者は「トレンドを作る人」ではなく、「トレンドの権威づけをする人」というケースもあるので、注意が必要です。