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課題

外国語版ブログコンテンツを作成するにあたって意識すべきこと 観光地で旅館を経営しています。伝統文化体験なども旅館内で行っており、少しでも日本の伝統文化に興味を持ってもらえるように、ホームページでも日本の伝統文化に関する記事をアップしています。近年外国人観光客が増えてきたため、英語版の記事も考えているのですが、何か意識すべきことはあるでしょうか? 旅館経営


伝統文化に対する興味を深めてもらい、最終的に伝統文化体験に参加してもらうためのツールとしてブログ運営されているとのことですが、お話を聞く限りでは、外国人向けの特別な体験イベントを開催しているというよりも、外国人だけでなく日本人にも伝統文化にもっと興味を持ってもらえるように企画されているという印象を受けます。

もし、今後も国籍に関係なく、同じ内容の伝統文化体験を提供していきたいと考えていらっしゃるのであれば、記事を作成する際に以下の点に留意していただけるといいかと思います。

1.新しいペルソナを作らない

もしかすると「わび」・「さび」といった日本独特の美意識に惹かれていたり、繊細な伝統工芸に関心があったり、あるいは日本の食についてもっと知りたいと思っていたりと、日本人と外国人で、日本の伝統文化に対する向き合い方や伝統文化に見い出す価値などが異なるかもしれません。

そのため、日本人と外国の方とで国籍を分けてターゲットやペルソナを複数作ってしまいがちなのですが、それらは、どんな人に旅館で伝統文化体験をしてほしいのかという視点からの1つにした方がよいと思います。

例えば、ご相談にあった記事コンテンツを考える上では、ペルソナ(ターゲットを象徴化した、「一人の架空の人物像」 )作りはとても有効な手段です。

今回の場合であれば、日本文化に対する価値観、旅館に滞在する目的、伝統文化体験に参加する理由などについても詳細に検討してペルソナを設定することができれば、それが日本人であっても外国の方であっても、ターゲットの心に響くコンテンツ作りに役立つと思います。

2. 知識の差を埋めるための補足をする

1で申し上げたように、基本的には、国籍に関係なく同じことに価値を見出す人をターゲットにすることができれば、伝統文化体験やブログを通して提供する価値や伝えたいメッセージを変える必要はないのですが、その一方で、日本人と外国の方とでは、もともと持っている日本伝統文化に対しての知識量が異なるので、英語版の記事を作成する際はその差を埋める必要があるといえます。

例えば、日本語の記事をそのまま翻訳したのでは、外国人にその面白さが十分に伝わらない可能性もあります。内容を理解する上で必要な説明を加えたり、表現を工夫するといったことが大切になります。