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課題

ブランドイメージの統一について ジュエリーの制作・販売する企業を営んでいる者です。我が社は今年創業150年を迎えるのですが、消費者アンケートから商品に関して「(弊社ブランド)らしくない」との意見を賜ることが多くなってきました。これらの原因として社内デザイナーの中でのブランドイメージが曖昧になっていることだと考えております。この課題に対してどのように向き合えば良いでしょうか。 ジュエリー店経営


一貫性が求められるブランドにとって「(弊社ブランド)らしくない」と言われることはどのような原因であろうと良くないことです。何が原因であるかを突き止めることは非常に重要になります。

まず、ブランドイメージの曖昧化は本当にデザインの問題なのかを再考する必要があります。ブランドのイメージというのは店舗での接客や広告など購入者が接するブランドに纏わる全ての要素が加味されて形成されています。しかし、往々にして購入者はそのブランドイメージのずれを商品そのものに帰着させてしまうことが多いです。そのため、営業や広告などの活動がブランドの一貫性を持ちうるだけ噛み合っているかをチェックする必要がります。

これらを確認した上で社内のブランドイメージの曖昧化が問題であると考えられるならば、自社のブランドの振り返りを行います。そもそも、ブランドは内発的に形成されるものであり、創業150年の御社にしかないこだわりや誇りが根源となります。

このブランドの回顧を行う時には現状で社員が会社に対して抱いているイメージを引き出し、それを言葉に落とし込んでいきます。具体例で言えば、全従業員に対して30分ずつ話を聞いて会社の誇りや魅力などを聞き、その中で共通点として浮かび上がってくるものがブランドの核になります。そして、そこで見つけられた要素を言語化していくことで社内でのブランドイメージの再共有が可能になります。

ただ、言語化と簡単に言っていますが、この部分が一番難しいです。例えば、「可愛い」という単語一つとっても想像される概念は千差万別です。そのため、一文字の違いなど仔細に渡って熱心に議論していく中で全社員が共通の認識を持つブレのない言語化を行なっていきます。このようにしてブランドの振り返りができれば、クリアなブランドイメージを購入者へ伝えていくことができます。