ページ読み込み中
課題

ペルソナのつくり方 家庭用消費財メーカーで商品開発に携わっています。そろそろ想定しているターゲットを深く理解できるような、ペルソナを作りたいと思っています。ペルソナの有効な作成方法を教えてください。 家庭用消費財メーカー


今回は、弊社でも何度か取り上げてきた「ペルソナ」のお話しです。より具体的にターゲットとなる消費者を理解し、商品開発を進めて行く上で、ペルソナを作っておくことは価値があることですね。今回のように、今からまさしく「ペルソナ」を作ろうとした場合、どこから考え始めたら良いかとお尋ねいただくことがあります。

弊社としては、特に方法とかにこだわらなくて良いですよとお答えしているのですが、とっかかりとして迷われた場合には、以下のような方法を試してみてはいかがでしょう?

1.価値構造を理解する

ペルソナがどんな価値観をもっているのかは、商品開発やマーケティングに使えるペルソナを作る上で、肝となる部分です。ただ、いきなり価値観を考えるのはとても難しいので、「行動・行為・出来事」から考えてみるもの良いでしょう。「ペルソナは、どんな行動をしているか?」「ペルソナがよくする行為は何か?」「ペルソナのまわりにはどんな出来事がおきているか?」を書き出してみます。その際にペルソナならどんな感情が起こっているのか、ペルソナの心の声を追加してみます。そうすると必然的にペルソナの価値観が見えてくると思います。

2.行動のWHYを追求する

当たり前な話になりますが、ペルソナは最終的にその商品(なりサービス)を購入してくれる人です。つまり、何か理由があってその商品にお金を払ってくれるわけなのですが、その理由は何なんだろう?なぜペルソナはあえてこの商品を選び購入してくれるのだろう?という方向から徹底的に考えるという方法もあります。きっと何か悩み(解決したいこと)があったり、達成したいものがあったり、得たい気分があったりするのではないでしょうか。そうすれば、ペルソナが日々どんな生活をしているかが見えてくるはずです。

3.ターゲットに近いと思われる人の話を聞いてみる

定性調査の発想になりますが、社内でペルソナに近いと思われる人がいたら、担当の皆さんでインタビューしてみるというのもペルソナ作りの良いスタートになると思います。ただこの場合は、その方が完全型のまさしくペルソナ!であるということは、ほぼ無いと思いますので、全てを拾い過ぎず、考えるきっかけとしてとどめるのが良いでしょう。

今回ご紹介したペルソナの作成方法についてですが、実際には仮ペルソナとしていったん作成したら、定性調査などを行なって消費者の話を聞くなどし、ブラッシュアップを重ねて作り上げていくことが多いです。何度もチューニングして…商品アイデアも見直して…と、行き来を繰りかえしながら進めていくというのが現実的な流れになるでしょう。最終的にプロジェクトの根幹となり、担当者全員が深いレベルでの認識を共有できるような、ペルソナ作成を目指してくださいね。