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動詞化、名詞化


先日、オフィスを最後に退出し次の日最初に出社しなければならないという日がありました。ちなみに入社4日目のことですがね。オフィスを最後に出る人はセコムを設定しなくてはなりません。その設定の仕方を同僚がポストイットに書いてくれたのがこちら↓
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なんてわかりやすい。これだけを見られても何がなんだかだと思いますが、その場にいた私にとってはとてもわかりやすい説明でした。

電子レンジすることを「チン」すると言ったりしますよね。しかし、最近の電子レンジは「チン」と鳴るものは少ないはずなのに、未だに「チンする」と言ったりします。我が家では電車などのICカードのことを「ピッ」と呼び、これも「ピッする」と言ったりします。擬音語が動詞化したり一般名詞になったりするんです。一般的に使われる「クリックする」は英語で言う擬音語「click」から来たもので、それが動詞化されたようですが、もう普通に使う言葉ですよね。
このように私たちの周りには擬音語が飛び交っています。小さな子供でも簡単に理解できる音での表現は、そのまま名詞や動詞になる非常に有能な言葉です。

消費者インタビューでも対象者の方から、製品の特徴や使用感を尋ねる時「擬音語でいうとどんな感じ?」と伺うことがよくあります。その擬音語が製品の特徴をよく捉えたものであれば、そのまま商品ネーミングになったりサブノーメンになったりすることがあります。例えば、先日記事に書かせていただいた「ガリガリ君」は正に製品の特徴を音で表現し、それが名詞となって商品ネーミングとなったのでしょう。花王の食器洗い用洗剤「キュキュット」も洗いあがったお皿が「キュッキュッ」という擬音語が「キュッキュッとなる」と動詞になりネーミング化されたと推測します。

商品ネーミングを考える時、直感的に商品をイメージできる擬音語を取り入れ、消費者にインパクトを与えるような商品ネーミングは消費者にとっても覚えやすくとても良い選択だと思います。ただ、擬音語をネーミングに使用すると、どうしても似ているものがあったりで、逆に消費者が迷わせることもあります。また、このような擬音語は商標登録されているものがほとんどですので、まずは他に使用されていないか、登録されていないかを入念に調査する必要があります。

消費者インタビューで製品の特徴を擬音語で多数出してもらい、マーケティングに活かせるヒントを見つけたいですね。