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人育てはおもしろい


神戸市の小学校は、もうすぐ運動会です。「徒競走で1番になりたい」という娘。しかも一緒に走る3人は全員男の子、ツワモノ揃いだとか。(最近はこんなところまでジェンダーダイバーシティが浸透しているのですね。昔は男女分かれてましたよね)それならばと、日曜日の昼下がり、張り切って運動場で練習をしてきました。

まずは走ってみましょう。スタート!……が、少し遅れるね。そんなに足を開いて構えないでやってごらん。おっ速くなったねぇ。もっと腕を速く振るんだよ。そうそう。動画撮ってあげるから見てごらん。すごい!さっきと全然違うよ。云々。そうやって、やる気満々のまま、小一時間ほどで、娘はみるみる速くなりました。

なんだか、すごく良い感じな日曜日の午後ですが……。とんでもない!!こんな風にうまくいくこと、稀です。まれ。今日は奇跡の1時間でした。小さな課題を与えられてクリアしたら満足感とさらに適切に褒められやる気が満ちて、そしてまた小さな課題を……と続け、モチベーションが高いまま上手になっていく。なんて理想的なんでしょう。

もしかしたら子育てって、ビジネス上の新人教育に似ているのかもしれません。適切な課題設定に、適切かつクイックなフィードバック。自分で考えて自分で成し遂げた!という成功体験を積むためにも、結論は言わず、HowやWhyなどの問いを多用して適切にガイドを行う事。きっと徐々に自分で考えて自分で行動するようになっていくのだと思います。

これって、当たり前の事だと思うのですが、意外と徹底するのは難しいのです。力量にあわせて適切な課題設定が必要なのに、つい自分が求める課題を渡してしまったり、忙しさにかまけてフィードバックタイミングを逸してしまったり、段階をすっ飛ばした内容のフィードバックをしてしまったり。常に冷静で、自分をコントロールできていないと適切な対応はできないのだと思います。

人育ては奥深い。難しいけど面白いと思う毎日です。あ、ちなみに私も走らされ、動画まで撮られてフィードバック頂きました。「太ももが上がっていない」だそうです。「いいです別に……」