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事業再生と地域活性の共通点


僕は事業再生やブランド再生に携わってきたのですが、事業再生と地域活性には多くの共通点があるのではないかと感じています。

事業再生を必要とする企業は、当たり前なんですが、どこかがおかしくなっています。そしてその根本原因を長らく放置してきた、もしくは見つけきれな かったケースが多いように思います。衰退しているという事実は明らかなので何らかの施策を打ち出しているケースがほとんどですが、それらの多くはその場凌 ぎに終始していて中長期的に復活させられない状況にあります。大量出血している怪我人の血を止めることなく輸血し続けている状態、とよく例えています。本 当にもったいないといつも感じます。

地域が衰退していくのにも、さまざまな原因が存在しています。もちろん、抗うことのできない外部要因もたくさんあるでしょうが、そこには必ず内部の 原因が潜んでいます。その根本原因を正しく認識することなく手当たり次第にいろんな地域振興策を打ち出しても、下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる、でしかありま せん。

産業構造はどうなっているのか、産業別県際収支の状態はどのようなものなのか、そういう状態を作り出している原因はなんなのか、といった自治体レベ ルの原因究明も必要かもしれません。地域企業に対しては、売上状況の正しい把握、部門別・製品別収益の理解、ビジネスの真の大黒柱の理解などが必要になっ てきます。もしかするとそれよりも前に、しっかりと正しいデータを収集しないといけないことも多いでしょう。顧客や生活者を理解することはもちろんのこ と、ステークホルダーのしがらみまで含めて正しく理解し、適切な戦略と確実な実行を担保することは事業再生であっても地域活性であっても共通しています。 それどころか、地域活性にもっと経営の視点を取り入れるべきではないかと考えています。

その視点で始めたのが、通助というプロジェクトです。微力ではありますが、地域活性や地域企業のホジョセンになることができるよう、しっかりと育てていこうと考えています。